6月21日焼石岳を歩いたのですが、中沼付近例年見られるリュウキンカは少なく、ミズバショウは花が終わり大きな葉が展開している状況でした。頂上に近い焼石平の花もハクサンイチゲも終わりかけの状態で何か足りないと感じ、時期を少し早めてハクサンシャクナゲの五葉山を歩くことにしました。
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五葉山のハクサンシャクナゲ |
仙台を6時半に出発したものの、三陸道は災害復興のため所々で渋滞。結局赤坂峠到着は10時半にやっと到着です。
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赤坂峠付近 送電線が見られる |
途中気になったのは、鷹生ダムから少し登った道の両側には地元農協が大規模なソーラー発電施設建設をしていたことです。
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赤坂峠コースの登山口 |
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整備された登山道 |
赤坂峠からの道は整備されて、特に問題は無く歩けますが、途中、
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賽の河原 |
賽の河原から少し登った所に薪(ダケカンバ)が積んであって、そこには、一人1本持参して欲しい、石南花荘で使うと書かれておりました。
筆者は、持ち歩く登山道の様子が分からないことから、2本比較的細いダケカンバの薪を両手に持って歩きました。
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ダケカンバの薪が積まれている |
ところで、7月2日(水)の登山者の状況は筆者が登山口への到着時間が遅くなったことで、道で会った方は十数名で、殆ど下山の途中でした。10時頃からの入山は好ましくないのですが
五葉山は、花崗岩の大小の石材とその風化した土壌からなっています。植生については、赤坂峠登り口付近はツツジの群落が見られ、中腹はミズナラやダケカンバの落葉樹、
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ミズナラとブナ |
そして八合目ではヒノキが現れ、
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八合目はアスナロになる |
9合目付近はシャクナゲの群落に変化します。
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植生はシャクナゲに変わる |
頂上付近はハイマツ、ガンコウラン、コメツツジなどの高山植物になっていますが、ガンコウランが褐色に枯れていることが気になりました。
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五葉山山頂 |
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畳石 巨石と鳥居がある |
道は畳石までは歩き易く、ここからは花崗岩の巨岩が現れますが、それほどきつい急坂はありません。登山道は良く保全がされており、初心者でも心配は少ないと思います。
天気は薄曇りで、高度の高い頂上付近は霧で覆われていました。したがって期待していた眺望は得ることができませんでした。
コースタイム:
赤坂峠登山口10:52→賽の河原11:23→畳石11:39→八合目12:24→石南花荘12:43→日枝神社12:50→13:01五葉山山頂13:11→石南花荘13:33→畳石14:26→15:13赤坂峠登山口
GPSの軌跡:
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