宮城県で一番尖った山とされるオボコンベ山の北にかなりのボリュームの山として見られ、秋保大滝の駐車場の南に聳えています。昨年冬の福祉登山でトライはしたのですが、途中で断念してしました。其の様な事もあって、何時か登りたいと考えておりました。
今回のコースは一般的な道で、野尻集落の手前釜淵シェルターから二口方向に300m進んだ林道入り口に車を停め、林道を200m登った登山口から尾根を登り、その後トラバースして頂上直下の急坂を登り頂上に至ります。その後西につづく尾根を降り、野尻集落を経由して戻るものです。
野尻の祖先は仙台市泉区の定義と同様平家の落人で、集落の北の愛宕山には愛宕神社を祀り、鷹ノ巣山には秋葉神社を祀ったとされています。また、この山の雑木は炭と焼かれ出荷されていたようで、炭焼き釜の跡がいたるところに見られます。
県道から登山口に通ずる林道に入った所に少し広い場所がありましたが、東側には上部の崖からは崩壊した石が堆積しており、崖から離れた部分を駐車場として選びました。さらに過去の記録にも落石があると記されて降りましたので、ヘルメットを着用する事にしました。
駐車した所からゆっくり15分位林道を登ります。
鷹ノ巣山登山口 |
そして林道の左側の小さな道標から、杉の林の中に入ります。
登山口から直の杉林 |
25分位あるくと尾根となりますが、道は斜面をトラバースするようになります。そして10分程で頂上直下の急斜面になります。
頂上へ急坂を登る |
鷹ノ巣山頂上標識 |
残念ながら眺めは良くはなく、ただ東側の端まで歩くと木々の間から大滝や仙台ハイランドの橋梁や建物が見られます。頂上付近には昔有ったとされる気象観測古谷野残骸も見られます。
頂上から東側に歩く |
ここで、一息を入れ、西に延びる尾根を下ります。
頂上から西にのびる尾根へ下る |
西にのびる尾根から鷹ノ巣山を振り返る |
はじめは、登って来た斜面と同様に急な坂です。ただ、木々が密に生えているので、歩き易い道となっています。
突き出ている山がオボコンベ |
150m程下ると南側が開け、桐ノ目山、オボコンベ、三森山が見られるようになります。そこで風をさけて昼食をとりました。その後も三方倉山につづく尾根を約40分程下ります。
下方に野尻の集落が見られる |
右が大東岳、右奥が糸岳 |
三方倉山が中央、尾根が手前にのびる |
砂防ダム左岸の堰堤から降り側溝ブロックの直脇が道 |
最後は県道を歩けば良かったのですが、田んぼの畦をあるき、その後伐採地を歩きました、大変歩き難く、時間は予想外に費やす結果となりました。
天候:晴れ時々曇り メンバー:健康登山クラブ3名
コースタイム:林道入り口歩きスタート9:09→登山口入口9:28→10:36鷹ノ巣山頂10:53→
11:31昼食(560mオボコンベ眺望)12:01→尾根道から野尻へ分岐12:44→
砂防ダム12:52→野尻耕作地あぜ道13:02→林道入り口戻り13:15
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