駐車場に到着すると直ぐ、帰途のため1台をスプリングバレー泉高原スキー場に回送しました。途中の市道は除雪はされていたのですが、表面が凍結しており慎重な往復とに成りました。
歩き始めは9時少し前、ビザ川の徒渉地点の関口までは、ツボ足で歩きます。9時15分関口を渡り、メンバーはワカンを、小生ははじめてスノーシューを装着して歩き始めます。既に踏み跡があって、スノーシューは踏み跡近くを歩くか新たなルートを歩く事になります。
ワカンのメンバーは時々踏み跡を逸れて、斜面を直登していました。小生は歩き難い踏み跡をベースに一人進みました。
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黒鼻山近くの踏み跡 |
稜線に達すると、スノーシューは接地?接雪面積が大きいことから、その本領を発揮し、ワカンより沈まないで楽に歩くことが出来ました。月初めの2月3日の泉ヶ岳から三叉路を歩きワカンで苦労したのでその違いは顕著でした。ただ、はじめてのスノーシューで装着バンド等の調整が不十分のため、クランポン爪の上に足先が位置せず、急な斜面登坂は難しかったのですが、参加者の方々に教えていただき調整の結果、大変歩き易くなりました。
さて、もう一つの課題は視界不良条件でのルートファインディングです。
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視界の悪い中進む |
型通り位置を決め進行方向を定めて歩くのですが既に、踏み跡があることと見えている地形から三叉路までは。ほぼ間違いのない歩きが出来ました。ただ、三叉路の標識は雪に埋もれていたため危なく通過しそうになりました。
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三叉路の標識を掘り出し位置確認 |
三叉路の標識を掘りおこして確認後、泉ヶ岳方面に鞍部に下り途中から旧火口部の平坦な場所に移動しました。
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旧火口と言われるスキー場の西・北泉ヶ岳東の平らな窪地 |
ここで再度ルート確定を地図とコンパスで進行する方角を決めたのですが、コミュニケーションが十分でなかったこと、予めしっかり地図を読んでなかったことから、実際のルートは500m位80°の方向に進み旧火口部から流れる沢近くで60°としなりました。その結果、幾つかの雪に覆われた沢部の徒渉となりました。
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スキー場の西・北泉ヶ岳東の平らな窪地の目印の大木 |
考えてみると図上にルートを記載しておけば、より安全で想定するコースを歩けたと思います。ルートファインディングしている時間の感覚は大変長く感ぜられました。林道まで遠かった。
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合流した林道 |
山行は平成27年2月17日 天気:予報は曇り 住吉台からみる泉ヶ岳は800m以上は雲の中にあり、気温からすると湿った降雪と察せられる。行動中ほとんどの時間細かい湿った降雪で視界は100m程度。
コースタイム:ビザ川徒渉点(参考GPS標高607m)9:15→黒鼻尾根高原部(818 m)10:17→956ピーク11:35→11:39昼食場所(940m付近)12:05→三叉路13:10→三叉路と泉ヶ岳の鞍部(1050m付近) 13:15→ 沢徒渉部14:05→林道合流点 14:44→スプリングバレー泉高原スキー場駐車場15:04
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