身近な生活環境は、この五十年で全く変わってしまいました。街も道もそこを歩く人も、車も、時間的な空間を短くすれば全く、人は自分が浦島太郎と同じ思いを抱くと思われます。
その中であまり変わらないのが、山の散歩道です。これまで種々失い続けてきた昔を思い出し、現在でも50年前の景観、地形、植物等に会える、心の安らぎを得られる貴重な場所です。そして技術と経済至上主義に頼って作り上げてきた我々の傲慢な考え方に反省の場も与えてくれる所です。
散歩道から見る山は厳しさ・穏やかさ・暖かい包容力を示していますが我々にもっと謙虚になるようと語りかけているように思えます。
そんな事を思いながら、再び山の散歩に出発したいと思います。
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