2014年4月27日日曜日

小手姫が祀られる花の神山を歩く

4月初の山ほ-くらぶの山あるきは福島市の東に位置する女神山
バスは大型と小型70名で、ほどの見たことが無い多くの参加者での歩きです。
駒桜への遊歩道から女神山
女神山は福島市の東、福島第1原発から52kmの川俣町にある。
昔から信仰の山で山頂には小手姫神社が祀られている。また、一等三角点が設置されており、
晴れた日、南側には小幡山、口太山、富士山が見える北限と言われる花塚山が見え、
西には吾妻や安達太良が遠望できる。
4月初の山ほ-くらぶの山あるきはこの女神山とされた。
大型と小型のバス2台に70名ほどの見たことが無い多くの参加者での歩きです。
県道51号霊山松川線から登り口への林道が狭く大型バスが入れないため、
本来予定の堀切登山口からのアプローチが、 椚平 登山口になってしました。
取り付きは民家の脇からスタートにしては比較的急な登りである。
椚口は民家の脇から
ところどころに花崗岩とその風化したマサツチの登山道である。
道の傍らにイチリンソウが

椚やミズナラなどの雑木林はやっと芽吹きの時で山道は明るい。
明るい林を歩く

斜面にカタクリが見られる

カタクリが斜面に見られると間もなく見返り峠となる。見返り峠を過ぎると
所々で視界が開ける。足下には川俣町の市街地が見られ、南には近くに木幡山、少し東に
口太山、さらに東に花塚山が見える。西に視野を転ずると木々の間からは、
白い雪を冠る吾妻や安達太良連峰あ遠望できる。
安達太良連峰などが望まれる

好天にも恵まれ気持ちのよい山の散歩である。
急坂を登ると右に迂回してカタクリ平に登りつく、一面カタクリが咲いている。

カタクリに目を奪われ、写真を撮りながら移動すると間もなく、頂上となる。
      
白っぽいカタクリも
頂上からは、北の方向に霊山が見られ、奥には宮城の蔵王の南端が望まれる。

小手姫が祀られている?

頂上からの良好な見晴らしあるためか、一等三角点が設けられている。70名も
一度に休める広さもある。南側にはキブシ(木五倍子)が花を下げていた。
いつまでも休んでいたい。

下山は、見返り峠から堀切登山口方面を目指す。
道には、エイザンスミレ、イチゲ、シュンランなどが見られる。
エイザンスミレが


清楚なシュンラン


サクラの咲く林道七ツ森線に合流した後はひたすら出発した椚平登山口に向かった。

その道の近くには黒いビニール袋が並べられており、除染物の処分が難しい事を
改めて感じました。
当初から、原発推進することはこのリスクを採らねばならないことは分かっていたはず、
是非この除染物も国会議事堂に置くべきと思うのですが

コースタイム: 椚平登山口発10:42→椚平口 10:54→見返り峠11:15→ 11:40女神山頂上(昼食)12:2→見返り峠 12:35→堀切口12:56→椚平口13:02→登山口着 13:11

天気:晴れ

女神山を歩いたコース(但し左の県道はバスで駒ザクラを見に行った軌跡の残)

2014年4月1日火曜日

強風の中、宮城・山形県境のハマグリ山を歩く

今回の仙台欅山学会主催の雪山訓練は、山形自動車道の笹谷トンネル上にそびえるハマグリ山です。
 ハマグリ山は昔現在の山形神室山に名付けられた蛤山の名称移したものと伝えられています。
  以前からこの地域の山名は、ハマグリ山とか隣のトンガリ山とか、仙台神室山に対する山形神室とか余りに単純明快な様に思え、歴史的には別の山名が付されているのではないかと感じておりました。ハマグリ山と呼ばれる山は、宮城県には七ヶ宿街にも蛤山があります。私的には、この山の方が、形が蛤に類似しているように感じます。
 さて、今回の集合場所は山形自動車道の関沢インターチャンジから少し笹谷峠よりに設置されたゲート前のスペースに駐車し、そこから歩き始めました。
しばらく、除雪された旧国道286号を歩き、橋を渡って直ぐの東側斜面から笹谷古道に入ります。
杉林から抜け笹谷古道を歩く

   雪の状態は、ワカンを必要とする程柔らかくはなく、坪足で歩けます。直ぐ再び除雪された国道に出ます。何回か国道を通過しながら高度を上げて行きます。30分弱歩くと次第にハマグリ山の西の端とその奥にあのトンガリ山に続く美しい稜線が見えてきました。
これから登るハマグリ山西端を見る

 そして高度が上がるに従い辺りはブナなどの落葉樹になります。それにしても、国道を渡るたびに雪の高い側壁を登るために付けられたステップは、コンパスの短い高齢者には大変です。
 
旧国道を横切り雪の壁を登る
 笹谷峠に近づくにつれて風が強くなってきます。そして、航空機が発するような音が聞こえてきます。何処からの音か?その発生場所を探すと送電線のようです。送電線の風きり音でしょうか。強風に送電線を中継する鉄塔も揺れています。
笹谷峠付近の送電線と鉄塔

 その内に、茂吉の歌碑がたつ峠に到着です。すぐ北側の駐車スペース近くのトイレが使えないかと近くに行ったのですが、建物の中まで雪が吹き込み使えそうにありませんでした。
これから登るハマグリ山を見ながら説明を聞く

 峠に参加者全員が揃ったところで、山岳会インストラクターが当日の訓練のポイントについて説明されました。ポイントは、登りのステップとピッケルを用いた安全歩行がテーマでした。雪の斜面でのステップターンをしながらの歩行ですが、余り厳しい指導はありませんでした。歩行を安定させるピッケルの使い方についても同じです。
登りのステップターン訓練

 ところで、夏はこの斜面は灌木で覆われて道は、九十九折りとなっているのですが、積雪のうえを直線的に登ります。斜面の勾配も夏より緩やかに感じます。稜線の手前で、再度歩き方について注意があったのですが。
 稜線に出ると風はますます強くなり、時々対風姿勢を取らないと飛ばされそうです。
ハマグリ山山頂付近の雪庇
 
積雪のため標識は見られず、頂上は確認できなかったのですが、その先の雪原に出ると視界が開け、トンガリ山その奥に山形神室山、そして東側に仙台神室の鋭い頂が展開していました。
手前がトンガリ山その奥が山形神室

左端が山形神室山、中央の兜のような山が仙台神室山


 振り返ると、カケスカ峰、その奥に北雁戸山、にせ雁戸山、新山などが見られます。そしてその西側には熊野山、龍山が遠望されました。

 強風の中で、行動食を取った後直ぐ引き返しました。登ってきた斜面で、下降歩行と急斜面でのロープを用いた安全下降法について何かやろうとしておられたのですが、良く分かりませんでした。
ロープを用いた安全下降訓練

さらに、その下方でピッケルを用いた制動訓練をしたのですが、雪の状態が悪く、十分な体験とはゆきませんでした。
 
ピッケルによる初期制動を中心の訓練
 参加者が多く、今年はきめ細かな対応が無理であったと思います。そして、目標とする雪山を決め登坂をした満足感も与えるのですから大変難しい事でもあります。
来年度の雪山訓練が充実されることを希望しております。
天候が崩れる前のカケスカ峰・雁戸・蔵王の山

 帰途は、崩れてきた天候に追われるように一気に下りました。
天候:うすぐもり、強風
訓練参加者:24名
山行期日   2014/03/25   
コースタイム:

  9:07関沢インター駐車場発→9:15笹谷古道取り付き→10:24笹谷峠茂吉歌碑前10:4811:11ハマグリ山南斜面(1016 m)→11:52山頂付近→11:58頂上南昼食場所12:2313:03滑落停止訓練場所13:4514:35関沢駐車場着

GPSの記録